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「脂肪中毒」になっていませんか?

2020 10/27

脂肪や砂糖は強い依存性があり中毒となってしまうことがあるそうです。
しかも薬物やアルコール依存症より強い依存を示す、と聞くと心中穏やかではいられませんよね。

ひょっとして既に依存症かも?と、思ってしまいます。

やめられないとまらない〜♪、と聞くとつい〇〇○えびせん、と言ってしまうほど耳に残っているフレーズですが笑、やめられないとまらない状態に導くものは、脂肪&砂糖&MSG(グルタミン酸ナトリウム=調味料=アミノ酸)のたっぷり含まれた食べもです。
その親玉はジャンクフードです。

ジャンクフードを食べ始めると、負の3種の神器(脂肪&砂糖&MSG)の魔力にとりつかれてどうにもこうにも食べずにはいられなくなります。

目次

「脂肪中毒」にご用心

脂質は身体にとって必要な栄養素です。
ではその脂質を動物性の脂肪から摂取するのが良いのか、植物性の脂質から摂取するのが良いのか。
いろいろな意見があり、正反対の意見があり、まあいいか、何でも・・・、となりがちです。

どちらかというと動物性の脂(飽和脂肪酸)が良くないと言われてきましたが、例えそれが植物性で低温圧搾で丁寧に絞られた油(不飽和脂肪酸)であってもやはり不自然なものであり、大量に摂取して良いものではありません。
※不飽和脂肪酸は体内での酸化が激しく、飽和脂肪酸を推奨するお医者さんもいらっしゃいます。

子どもが小さかった頃は今から思えば本当に使っていなかったな、と思うほど少量しか油を使っていませんでしたが、解禁して使い始めた今、気をつけないとついつい使いすぎてしまうやっかいな代物です。
自然派のクッキー、昔は美味しいと思っていたんです!
でも今ではそれでは物足りなさを感じ、脂肪分がたっぷり含まれたお菓子に手が伸びてしまいます。

脂肪分は次から次へとこってりしたものを食べたいという欲求を刺激するのでしょうね。

脂は月に旨いと書きます。
月は肉体を表します。
肉体が旨いと感じるもの。
漢字とはほんとうにうまく考えられています。

食材の選択や調理法、栄養素間のバランス、食材を口に運ぶ順序、食事を摂る時間帯、腸内細菌のバランス
特定の栄養素を長期間にわたって制限することが結果的に慢性腎臓病や心血管病のリスクを高めてしまうこと、さらには、カロリー・ゼロを謳う人工甘味料入りの飲料や食品の常用が腸内細菌叢のバランスを大きく変化させ、かえって肥満や糖尿病のリスクを高めてしまう皮肉な結果を招くことにも警鐘が鳴らされています。
玄米成分が高脂肪食に対する指向性を軽減させて抗肥満・抗糖尿病効果を発揮すること、さらに、玄米に特異的かつ高濃度に含まれる有効成分であるγーオリザノールがその効果発現に深く関与していることを世界で初めて明らかにしました。マウスも人間も、高脂肪食に対する強い依存性を示すことが知られており、高脂肪食に対する依存性の強さは、タバコやアルコール、麻薬類などに対する依存性を上回ることがわかってきています。
高脂肪食への依存と薬物中毒との類似性、共通点が注目されています。薬物依存における服用量の増加は脳内報酬系の閾値が上昇し、それまでの血中濃度では報酬が得られなくなる(満足しなくなる)ことに起因します。
満足や喜びの報酬系シグナルはドパミンニューロンによって伝えられますが、肥満者では麻薬依存患者と同様、脳内報酬系において喜びや満足の情報を受け取るべきドパミン受容体の活動低下が認められます。γーオリザノールなどの玄米有効成分は”満足しない脳”を”足るを知る脳”に変える潜在力が秘められています。(医師たちが認めた「玄米」のエビデンスより引用)

脂肪への依存性を緩和してくれる働きを秘めているという玄米。
”満足しない脳”を”足るを知る脳”に変えてくれるとは、やはり玄米は仙人食といって過言ではないかもしれません笑。

https://www.ryudai2nai.com/doc/20140313_2.pdf 参照)

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脂肪酸の分類

まず脂肪の簡単な分類からです。

飽和脂肪酸:主に動物性の脂
 短鎖脂肪酸:バターなど
 中鎖脂肪酸:ココナツオイルなど
 長鎖脂肪酸:ラード、牛脂など
不飽和脂肪酸:主に植物の油と魚の油(脂)
 一価不飽和脂肪酸:炭素の二重結合がひとつだけ
  オメガ9系のオレイン酸(オリーブ油、アボカド油、アルガンオイル、椿油)など
 多価不飽和脂肪酸:炭素の二重結合が2つ以上ある
  オメガ6系のリノール酸(大豆油、コーン油)など
  オメガ3系のαリノレン酸(亜麻仁油、えごま油)、EPA、DHA(青魚)など

紅花油、菜種油にはハイオレイックなもの(オレイン酸の含有量の高いもの)もあり、確認して購入するとオレイン酸の%の高いものを購入できます。

※キャノーラ油は主に遺伝子組み換え菜種を絞った油です。食用油には遺伝子組み換え食品の表示義務はありません。菜種、大豆、とうもろこしの油はご注意ください。

飽和脂肪酸は構造上、炭素の二重結合がなくすべて水素と結合しているため、安定しています。
常温では個体で、酸化しにくい脂です。
一方不飽和脂肪酸は炭素の二重結合があり、水素を引き抜かれて酸化しやすい油です。
二重結合が1つしかない一価不飽和脂肪酸は、二重結合が2つ以上ある多価不飽和脂肪酸よりは酸化しにくい油で、オレイン酸の含有量の多いオリーブオイルが身体にいいと言われるのはそのためでもあります。
ハイオレイックな紅花油や菜種油が品種改良で作られたのもそのためです。

日々考えながら選択していきましょう〜

飽和脂肪酸(動物性の脂肪)はコレステロールのもととなり避けたい脂、心疾患を引き起こす可能性がありあまり良くない脂だと、頭の片隅に刷り込まれています笑。
一方、不飽和脂肪酸(植物性の脂肪)は健康的な油であり、特にオメガ6系とオメガ3系は必須脂肪酸と言われています。
ただしオメガ6系はとりすぎなのでオメガ3系を積極的に摂取しなきゃ、と思っている方が多いのではないでしょうか。

しかしその話が本当なのかどうかは誰にもわかっていません。
日々いろいろな発見があり、定説は覆されていきます。

ですからまずは不自然な油はできるだけ避ける、ということを考える他ないのだと思っています。

質の良いものであることが第一条件です。

動物性の脂なら、抗生物質なしでできるだけ自然な状態で飼育されたもの
植物性の油なら、できるだけオーガニックな材料を低温圧搾法で絞ったもの

そして次に、とりすぎは絶対に避けたいです。
何も考えないでいると油はどんどん身体の中に入ってきます。
味覚を満足させ、身体を満足させるために加工食品や外食では大量の油が使われています。
しかも品質に関しては言わずもがな・・・です。

最後に、不飽和脂肪酸は酸化する!ことを忘れずに!ということを強調させていただきたいです。
特にオメガ3系は酸化スピードが早いです。
酸化したものは有害ですので、オメガ3系は開封後は保管に気をつけてできるだけ早く使ってください。

脂質は身体にとって必須栄養素です。
しかしわざわざ絞った油を使わなくても、素材(動物性であろうと植物性であろうと)の中に脂質は含まれています。
その脂質を上手に摂取し、抽出された脂質は不自然なものとの認識を持つことも大切ではないでしょうか。


とにかく現代人は油のとりすぎです。
食べる時、既に酸化してしまっている油は問題外ですが、食べたあとも酸化する、体内で酸化する、そこまで考えて摂取すべきなのかもしれません。

さあ、あなたは今後、脂質とどのように付き合っていかれますか?
結論などでないですが、それでも日々考えることが大切!だと私は思っています。

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